インターナショナルスクールを出た後の進路

英語を身に着け、国際人として活躍を目指す人材を育てることを目的に、子どもをインターナショナルスクールに通わせたいという親御さんが増えているといいます。小さな頃から英語にふれることにより、英語に対する抵抗感が薄まり、また、自己表現力を身につけることができるのが魅力です。日本の公立小学校でも英語の授業がありますが、1週間にたったの2時間程度の授業では、理想的な英語力を身につけることはできないのです。そのため、インターナショナルスクールへの進学は選択肢の一つとなりうるのです。ただ、子どもをインターに入れると決めると同時に考えて置かなければならないことは、高校卒業後の進路についてです。インターはアメリカ式の教育を受けることになるので、日本の学校で学ぶことには大きな隔たりがあります。そのため、子供の将来性をよく考えた上で、アメリカンスクールやカナディアンスクールに通わせることが重要となるのです。インターナショナルスクールに進学した子供達の進路先となるのが、アメリカの大学です。英語力並びに一定以上の学力があれば、アメリカの大学への進学も夢ではありません。むしろ、アメリカ式の教育を受けてきたからこそ、アメリカの大学への進学が、最も良い選択肢になるといえるのです。ただ、必ずしもアメリカの大学水準までに英語力を高めることができる子供たちばかりとは限りません。そうなると、日本の大学も選択肢に入ります。日本の私立大学には、英語で授業を行う大学もいくつかあり、それらはインター出身の学生の受け皿となっています。実際、アメリカの大学への進学は叶わなかったものの、日本の私立大学へ進学を決める学生もいるといいます。ただし、問題は国立大学への進学についてです。授業スタイルや教育方針などが異なってくるため、あまり良い選択肢とならないかも知れません。よって、大学は海外に行くのか、はたまた日本の大学へ進学するのかを早い段階で決めておきたいところです。

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